リゾートホテルの繁忙期・閑散期は? 連休はとれる?
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リゾートホテルは業務が忙しく、休みが少ないイメージがある人も多いでしょう。忙しいうえに休暇が十分に取れないとなれば、就職していいものか迷ってしまいますよね。
リゾートホテルには繁忙期と閑散期があり、確かに繁忙期は一般的な企業と比べると休みが少なかったり、連休の取得が難しかったりする傾向があります。一方で、閑散期にはまとまった休みが取りやすいのもリゾートホテル業界の特徴です。
一年の中で繁忙期と閑散期でメリハリをつけて働ける点は、他の業種にはないリゾートホテルならではのメリットといえるでしょう。
繁忙期と閑散期の年間スケジュール
まずは、リゾートホテルの繁忙期と閑散期の具体的な時期を見ていきましょう。
繁忙期
年末年始
年末年始は一般企業の長期休暇や学生の冬休みと重なるため、家族旅行などの需要増加にともないリゾートホテルも繁忙期となります。特に、雪があってこそ楽しめるスキー場や温泉地などのリゾートホテルは、この時期が繁忙期のピークとなることもあります。
GW(ゴールデンウィーク)
多くの企業で大型連休となるGWは、気候のよさも相まって旅行客や宿泊客が増えるシーズンです。5月は自然豊かな場所やレジャー施設、観光スポット、食べ歩きなど何をするにも過ごしやすい季節なので、さまざまな地方へ多くの旅行客が集まります。
夏休み
リゾートホテルがもっとも繁忙期を迎えるのが8月です。中でもお盆は仕事が休みの人が多く、避暑地やビーチ周辺などは毎年多くの人で賑わいます。昨今では夏がとても暑いことから、猛暑を避けるためリゾートホテルで長期ステイを楽しむ旅行客も増えています。
閑散期
1〜2月
年末年始明けの1〜2月ごろは、長期休暇後の仕事が忙しくなる時期と重なるため、旅行客が減少しやすい時期です。また、寒さや積雪などで海や山などのリゾート地では遊びにくいことから、全体的にリゾート地への需要が低くなります。
5月中旬〜6月
GW明けの5月中旬〜6月は、祝日がないことや梅雨に突入することから、旅行客が減少しやすい時期です。また、GWに遠出をする人が多いため、あえてこの時期にリゾート地に出かけようと思う人が少ないことも、閑散期となる要因と言えるでしょう。
忙しい時期の乗り越え方
上記で解説したように、リゾートホテル業界はGWや夏休み、年末年始などが特に忙しい職種です。
以前は長時間労働が普通とされ、休日が月に6日しか取れないなどの問題もありましたが、最近は働き方改革の影響もあり環境はかなり改善されています。また、企業によってはAI導入やDX推進によって、従業員の業務負担を減らしているところもあります。
とはいえ、繁忙期はどうしても忙しくなりやすく、疲労が取れなかったり、仕事のモチベーションが保てなかったりするものです。忙しい時期でもモチベーションや体調を維持するために、以下の2つのポイントを意識することが大切です。
他のスタッフに頼る
普段なら自分1人でこなせる業務でも、繁忙期は次々とやることが舞い込み手が回らないことがあります。繁忙期は他の部署の人や派遣スタッフがヘルプに入ってくれることも多いため、自分でなくてもできる仕事は他のスタッフにお願いしましょう。
新卒社員の立場では頼みにくいこともあるかもしれませんが、繁忙期の忙しさはどのスタッフも承知しています。1人で抱え込まずに、スタッフ同士でコミュニケーションを取りながら支え合えるとよいですね。
閑散期にしっかり休む
「リゾートホテルの繁忙期は忙しい」と割り切り、その分閑散期にしっかり休んで元気を蓄えることも大切です。閑散期は旅行や温泉でリフレッシュしたり、好きなことを楽しんだりして心身を整える時間に当てましょう。また、次の繁忙期に備えてこれまでの反省点をまとめたり、マニュアルを見直したりするのもおすすめですよ。
ちゃんと休めるの?
閑散期は休めることはわかったけれど、「本当に休みが取れるの?」とやっぱり心配な人もいますよね。
リゾートホテル業界の年間休日は105〜120日程度と規定している企業が多く、他の職種と比べても休日が極端に少ないことはありません。繁忙期に休みを取りにくい分、閑散期にまとめて休日を取得して年間で帳尻を合わせるとイメージするとよいでしょう。
リゾートホテル業界は世間一般の人と同じタイミングでは長期休みが取りにくいため、家族と休みを合わせたい場合などは不利に感じるかもしれません。しかし、閑散期に有給休暇と組み合わせて長期休暇を取得できる点は、人によってはむしろ大きなメリットと考えられるのではないでしょうか。
その他、ホテル業界はシフト制が多く固定休みではないことや、24時間対応のため夜間勤務があることなども特徴です。企業によっては夏季(冬季)休暇、出産・介護休暇などを用意しているところもあるため、応募前に求人をよくチェックしておきましょう。



