数字で見るホテル業界の待遇と働き方
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ホテル業界は給与や休日などの待遇が良くないイメージを持つ方もいるかもしれません。「接客が好き」「外国語を使った仕事に興味がある」といった人でも、給与や待遇の条件が合致しなければ就活のモチベーションは上がらないでしょう。
この記事では、ホテル業界の実際の給与や待遇を明らかにすべく、当サイトを監修している共立リゾートの公式情報を参考に、給与や年間休日、昇給などについて解説します。キャリアパスの一例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ホテル業界の給与や待遇の実態とは
一口にホテル業界といっても、給与や休日などの待遇は企業によってさまざまです。また、シティホテルやリゾートホテルなど、ホテルの種類によって待遇が異なるケースも多くあります。
ここでは、参考として共立リゾートの初任給や各種待遇、昇給の有無などを紹介します。
初任給はいくら?
共立リゾートでは、ホテルの種類に関わらず、新卒の給与は一律で設定されています。全国転勤ありのグローバルコースと、一度配属されたあとは同じエリアで働くことができるエリアコースの2つに分けられているのが特徴です。
新卒で共立リゾートに就職した場合の給与をさっそくチェックしていきましょう。
- グローバルコース 大卒・大学院了:24万3,000円(諸手当3万円を含む)
- グローバルコース 短大・専門卒:24万円(諸手当3万円を含む)
- エリアコース 大卒・大学院了:21万3,000円
- エリアコース 短大・専門卒:21万円
グローバルコースの場合、勤務区分給として毎月3万円が支給されるため、エリアコースよりも給与が高くなっています。給与の他に、時間外手当全額支給、交通費全額支給、財形住宅貯蓄、確定拠出年金などの手当も用意されています。
休日や賞与などの待遇は?
共立リゾートの休日は年間110日、週休2日制です。ホテル業界全体の特徴として、土日や祝日の宿泊客が多いことから、休みは平日になることが多いでしょう。その他の休暇として、慶弔休暇、有給休暇(年間15日)、夏季・冬季休暇、育児休暇などがあり、希望に応じて取得できます。
また、共立リゾートでは年3回の賞与を設けています。夏季賞与(7月)と冬季賞与(12月)に加え、7月には決算賞与もプラスされます。
昇給はある?
共立リゾートの運営元である共立メンテナンスでは、2023年に発表した中期経営計画の中で、2024年5月より、定期昇給を含む正社員の昇給率を6%に改定しました。仮に給与が21万円の場合、翌年の昇給で22万2,600円に上がる計算です。
ホテル業界は「給与の水準が低め」といわれることもありますが、共立リゾートでは昇給を含む給与の上がり幅が大きく、将来的に高い給与を目指すことも可能です。
その他の待遇・福利厚生
- 社員寮完備(家賃2万円)
- 住宅補助制度
- 社員ホテル優待
- 育児支援金
- 資格支援制度
- 永年勤続感謝表彰
- 慶弔見舞金
など
他業界との比較で見えてくるホテル業界の強み
他業界と比較したときに見えてくるホテル業界の強みとして、「社員寮の完備」や「社員割引」などが挙げられます。特にリゾートホテルでは寮生活になることが多く、家賃や光熱費などの月々の出費を大幅に減らせることがメリットです。
また、企業によっては食事の補助や社員食堂完備などの待遇もあり、経済的なメリットだけでなく、不規則な生活をサポートしてくれるといった面でも嬉しい制度です。
日々の業務の中で接客スキルを磨けることや、語学力を高められることもホテル業界の大きな魅力でしょう。ホテルに入社後、しばらくの間はフロントやレストランなど、接客を中心とした「ホテリエ」としての仕事を任せられることがほとんどです。ホテリエの仕事は多くの人と関わる中で、コミュニケーションスキルや問題解決能力、外国語のスキルなどを磨くことができ、キャリア形成のみならず、生きるうえで汎用性の高い経験や能力を積み重ねられることが強みといえます。
ホテルスタッフの働き方は?モデルケースを紹介
共立リゾートではホテリエとしての経験を積んだのち、さまざまな働き方の選択肢が用意されています。モデルケースとして、一例を紹介します。
入社〜 ホテリエとして働く
フロント、予約、総務・経理などのセクションを一通り経験し、おもてなしの幅を広げる
入社3年〜 アシスタントマネージャーに就任
お客さまの要望を自ら感じ取り、細やかなおもてなしができることを目指す。後輩育成や新人スタッフのサポートなどを行うことも。
入社4〜7年 マネージャーに就任
担当セクションの別の業務も経験しながら、経験をさらに広げる。
8年〜部門支配人
担当セクションのすべての業務をこなせるようになり、責任者として活躍する。売上管理や人材育成などのマネジメント業務にも携わりながら、スタッフが快適に働ける環境を整えることも仕事のひとつ。
その後は、他部門の統括や支配人などを経て、さらに広域を統括する管理職へとステップアップしていくことが可能です。



